北区全体研修会
~よりよい地域をめざして、次年度事業を考えよう~
年度後半、各地域で次年度事業計画の話合いが活発化するなか、地域の未来像や課題をもとに事業計画を見直すワークショップを地域の方々に体験いただき、次年度事業計画のヒントを探りました。
日時:平成25年10月26日(土) 14:00~16:00
会場:北区社会福祉協議会 4階会議室
参加:北区の10地域から31名
第1部
講演「地域活動協議会の基本と
事業計画について」
りそな総合研究所プロジェクトフェローの藤原 明 氏から
・従来のコミュニティとこれからのコミュニティの比較
・地域課題、これから地域が抱えるであろう問題の提起
・これからの地域活動には多様な主体による協働が必要であること
・協働において、コミュニケーションギャップを埋め、
みんなで共有・共感しながら進めていくことの重要性
・強みを活かして足りないところを補う=協働
・強みと課題を把握するためのワークショップ
についてお話しいただきました。
事例発表
講演の後、地域事業の取組みを北区の3つの地域にご紹介いただきました。
豊崎地域
「ふれあい喫茶でつながる世代間交流」
梅田東地域
「ウメチャ祭りから~活動の発展~」
大淀東地域
「春わくわくフェア~新たな地域活動の担い手づくり~」
(お客さまにはさせないぞ!)
また各地域の広報を紹介するため、梅田東地域と大淀東地域の最新の広報紙を会場に掲示、参加者には各1部ずつ配布して、各地域でもご覧いただけるようお持ち帰りいただきました。
第2部
ワークショップ
藤原氏の進行で、①~④のステップでワークショップを実施。4つのグループに分かれて地域の未来像や課題について話し合いました。
①地域の「あるべき姿」と「現状」を附箋に書き出す。
②「あるべき姿」と「現状」の差=「課題」を明確にし、分類する。
③「課題」に対して実施された「取り組み」を挙げてみる。
④「課題」と「取り組み」の差=地域が今「やるべきこと」を明確にする。
その後、地域の「あるべき姿」を実現するには
・何が阻害要因になっているのか?
・どんな工夫がいるのか?
・やるべきことは何なのか?
について各グループで話し合いました。
最後は、各グループで出された意見の発表。それらを藤原氏が表にまとめ、これからの地域活動には意見や事業計画の共有・共感が重要で、そのためにはコミュニケーションギャップを埋めるための意見交換の場や十分な広報が必要であることを説明しました。